こんばんは!須田祐樹です!
世の中にはアルコール依存症やスマホ依存症、そしてギャンブル依存症など、実にさまざまな依存症があります。
あっ、タバコも依存症の1つですね!
今回お話しする内容はその依存症の中でも健康に深く関わる「砂糖依存症」についてお話します。
糖質依存症の恐怖とは?
砂糖は実は、「マイルドドラッグ」という別名を持っていて、ドラッグの1種と考えられる時もあるぐらい危険な食べ物です。かなり高い依存性を持っているとされています。
タバコもそうですが、いきなり依存症にはなりません。砂糖も中毒性は弱いんですが、続けて摂取していると体が砂糖を欲してしまい、依存症から抜け出せなくなってしまうんです。
砂糖を多く摂取すると糖尿病になるだけでなく、さまざまな不具合も併発してしまいます。糖質は体内でブドウ糖に変化し脳の栄養素にもなるのですが、このブドウ糖が消費される時に合わせてビタミンB群やカルシウムも消費されているんです。これによりビタミンB群やカルシウムが不足した時の症状が表れてしまいます。
砂糖依存症はうつ病や冷え性、そして骨粗しょう症も引き起こす可能性があると言われています。
甘く見てはダメですね(;・∀・)
糖質依存症が起こる原因
健康的な私たちの体では、甘いものを摂取してもある一定量で満足しストップします。慢性的に糖を必要とはしません。
この砂糖依存症が起こる原因は極端なダイエットやホルモンバランスなど様々です。よくあるのが断食後の砂糖依存症と言われています。
断食により徹底的に糖分を排除し、断食終了後に久々に食べた甘い物の快感により、脳内でセロトニンと呼ばれる幸福ホルモンが分泌し、また甘い物を欲してしまいます。
体内に入ってきた糖分はすい臓から出てくるインスリンにより分解され、血糖値が抑えられるようになっています。
ですが、脳内でセロトニンが分泌することによって、体が再度、甘い物を欲してしまいます。
次第に毎回同じ量の糖分では満足できず、多めにスイーツなどを摂取してしまい、血糖値が急上昇し、それを抑えるためにインスリンが大量に分泌されてしまいます。そして予定していたよりも血糖値が下がってしまうので、さらに糖分を摂取してしまうという悪循環…これが砂糖依存症です。
砂糖依存症のしくみ
①糖分を摂取して血糖値上昇
②幸福ホルモン(脳内麻薬)であるセロトニンが分泌
③インスリン分泌で血糖値低下
④糖分を大量摂取で血糖値急上昇
⑤セロトニンが大量分泌
⑥インスリンが大量分泌で血糖値が下がりすぎる
⑦再度糖分を欲する
糖質依存症の8つのチェック項目
自分が糖質依存症かどうかを判断するポイントは8つあります。該当数によって、依存度がわかるので一度やってみて下さいね!
砂糖依存症の8つのチェック項目
①食後や間食にスイーツが食べたくなる
②疲れると甘い物が食べたくなる
③イライラすると甘い物が食べたくなる
④コーヒーか紅茶に砂糖を入れてしまう
⑤甘い清涼飲料水を週に2~3回飲んでしまう
⑥コンビニに行くと、スイーツコーナーが気になる
⑦お気に入りのお菓子がある
⑧パンや麺類で食事を済ませてしまうことが多い
この8つの項目です。
症状別依存度は・・・
該当数0:依存の可能性は低い
該当数1~2:軽度の依存の可能性
該当数3~4:中等度の依存の可能性
該当数5以上:重度の依存の可能性
となっています。
あなたはいくつ該当しましたか?ひどい人の中には、朝ごはんをお菓子やケーキ、アイスクリームなどで済ます人もいるそうです。どう考えても体に悪いですね…
砂糖依存症の対処法(軽度と重度)
砂糖依存症が軽度の場合
砂糖依存症がまだ軽度の場合は、自分で克服をすることが可能です。
対処方法としては豚肉はひれ肉、赤身、または小麦やごまなどのビタミンB1を多く含む食材を積極的に摂る必要があります。
ビタミンB1は糖質の代謝を促進し、砂糖依存症を改善する効果があります。また、食生活の中で低糖質を意識して下さい。
どうしても甘い物を食べたくなった時も、出来るだけ低糖質で乳脂肪分が高いアイスクリームがオススメです。このアイスクリームにより、甘い物への欲求を長時間抑えることが出来るので、砂糖依存症を退けることが期待出来ます。
砂糖依存症が重度の場合
重度の佐藤依存症の場合は、医療機関にてオーソモレキュラー療法と呼ばれる治療を受ける必要があります。
この治療法は、病院で75gのブドウ糖を飲んで、それから5時間に渡って血中の糖濃度を測定します。
この血液検査の時に、体内で不足している栄養素も見つけ、それを医療用のサプリメントで補充するという治療法です。これを2週間行うと治療完了となります。
さいごに
いかがですか?ちょっと甘い物に恐怖心が芽生えたんじゃないでしょうか?(;・∀・)
でもそこまではちなみに僕は、チェックリストで「④コーヒーか紅茶に砂糖を入れてしまう」と「⑥コンビニに行くと、スイーツコーナーが気になる」の2つが該当します(笑)「⑧パンや麺類で食事を済ませてしまうことが多い」も微妙に当てはまります( ;∀;)
まぁ常用的に甘い物を摂取しなければ大丈夫なので、そこまで神経質にはならないで下さいね!
以上、すだっちでした(´ω`*)