健康・病気

犬アレルギーが猫アレルギーより珍しい理由は猫の習性にあった!

こんばんは!須田祐樹です!

僕はペットが大好きで、その中でも猫が超大好きです!でも20代のころに血液検査をしたところ、猫アレルギーやダニアレルギー、そしてハウスダストにアレルギー反応がありました。。。

みなさんの中にも猫アレルギーやハウスダストに反応が出たり、花粉症の方も多くおられると思います。

「猫アレルギー」という言葉を聞いて「えっ?なにそれ?」となる人は少ないと思いますが、「犬アレルギー」と聞いて「あっ!知ってる!」という人はどれぐらいいるでしょうか?

一般的に、犬アレルギーと比べると猫アレルギーの方が圧倒的に多いことは想像しやすいと思います。

今回はこの犬アレルギーとその対策についてお話しようと思います。

アレルギーの種類

現代の世の中では、ほぼ全員が花粉やペットアレルギー、ハウスダストなどの何かしらのアレルギーを持ってると言われています。

その中でもよく耳にする猫アレルギーや犬アレルギーですが、これらに示す反応は本当に人さまざまです。

たとえば犬の毛は大丈夫でも猫の毛はダメとか、猫の毛は大丈夫だけれども、唾液などの分泌物はダメ、もしくは自分と同じ空間にペットがいるだけで目がかゆくなる人など、いろいろです。

ですが一般的に犬アレルギーより猫アレルギーの人の方が多いと言われています。なぜでしょうか。

犬アレルギーが猫アレルギーよりも少ない理由

犬アレルギーや猫アレルギーは、犬や猫の体毛に付着したフケや尿などに含まれるたんぱく質が原因とされてます。

これらがアレルギーを発症させるアレルゲンと呼ばれています。

犬アレルギーより猫アレルギーが多い原因は猫や犬の習性にあります。猫は犬とは違いかなりのきれい好きです。常に体を毛づくろいしているので、体中の毛にアレルゲンの原因である唾液が付着しています。

猫を撫でた手を洗わずに、そのまま目などをこすると猫アレルギーがある人はアレルギーを発症してしまいます。

犬は猫のように毛づくろいをしないので、一般的に猫アレルギーに比べると犬アレルギーが少なくなっているんです。

猫アレルギーの対策

掃除を徹底させる

猫の毛は犬の毛と比べると柔らかく、宙に舞いやすくなっています。そのため小まめな掃除が欠かせません。猫はマーキングのために顔や体をこすりつけるので、部屋の隅や柱の根本も念入りに掃除して下さい。同時にダニアレルギーも予防できます。

また、絨毯など毛が付着して取れにくい物は極力避け、出来ればフローリングの上で生活して下さい。寒い冬はフローリングタイプのホットカーペットを使用するのも手ですね。

小まめな手洗い

ペットを可愛がることは非常に大切なコミュニケーションの1つですが、アレルギーの人は猫を触ったあとは必ず手を洗うようにして下さい。猫を避けるのではなく、手についたアレルゲンを小まめに洗い流すようにして下さいね。

猫用のトイレを清掃する

猫に限らず尿の中にはアレルゲンになるたんぱく質が含まれています。猫のトイレの清掃を怠ると、毎回トイレに入った猫の手足にアレルゲンである尿のたんぱく質が付着してしまいます。

その足で部屋中を走り回ってしまうとあらゆる床にアレルゲンが付着してしまいます。

猫のトイレは1日1回の清掃でOKとも言われていますが、せめて1日2~3回程度は清掃するようにしましょう。

定期的にお風呂に入れる

これは犬にも当てはまることですが、体毛についてしまったアレルゲンを洗い流すためにも定期的にお風呂に入れてあげて下さい。定期的にお風呂に入れてあげることで、抜け毛を防止出来るだけでなく、また別のアレルゲンであるフケを防止することも可能です。

皮膚科の先生と相談をする

皮膚科でアレルギー反応を調べもらい、適切な薬を処方してもらって下さい。僕の場合は定番のアレロックを処方されました。

昼間は眠くならないようにアレグラを処方してもらい、夜はアレロックを飲んで寝るようにしていました。

腸の免疫力をアップさせる

私たちの免疫の70%は腸が司っていると言われています。腸を健康にすることで免疫力をアップさせ、病気にもかかりにくく、またアレルギーにも強い体を作ることが出来ます。

ちなみに僕は毎日欠かさずヨーグルトを食べるようにしています(*´▽`*)

さいごに

アレルギー反応が強い方は、呼吸困難などの症状にも見舞われ、命に係わる場合もあります。適切な医療機関を受診し、医師の指示をあおるようにして下さいね。

お願い:保健所に引き取られる犬猫の数は減少しているが…

アレルギーが深刻だからと言って、決してペットを保健所に連れて行かないで下さい。

年々、保健所に連れて来られる犬猫の数は減っています。ですが、それでも合計約10万匹の犬猫が保健所に引き取られ、年間2~3万匹は殺処分されています。

ちなみに2015年度では8万匹が殺処分、2016年度では5万引き、2017年度では4万匹、2018年度では約23000匹と年々殺処分数は減っています。

保健所に引き取られた犬猫は一定期間の内に引き取り主が現れなかったら順次殺処分されます。

縁があって各ご家庭にやってきたペットを、ご自分の都合で保健所に連れていかないで下さい。

あなたはご自分の家族や恋人と一緒に住めなくなったからと言って、家族や恋人を保健所に連れて行きますか?

ペットを育てられないやむを得ない事情が出た場合は「里親」に出して下さいね。(出来れば最後まで面倒を見てあげて下さい。)

以上、さいごにすだっちからのお願いでした(; ・`д・´)