こんばんは!須田祐樹です!
みなさん、アーモンドチョコレートは食べたことありますか?中にローストされたアーモンドが入っていて、その周りをチョコでコーティングしてある、食べ出したら止まらないチョコです。
アーモンドチョコレートなどの箱の裏のカロリー表記を見て「えっ!?」ってなった人も多いと思いますが、チョコレート+アーモンド効果で、かなりのカロリーが含まれています。
ダイエットには天敵とも思われるアーモンド。実はアーモンドは食べ方によったらダイエットの強い味方になってくれるんです!
アーモンドは熱を加えてもそれほど栄養価は失われない
私たちが一般的に食べているアーモンドは「ローストアモンド」と呼ばれるものです。
ネット上でも生アーモンドの方が栄養素が豊富と書かれている記事が多く存在します。
生アーモンドには便のかさ増しを行ったり、油分の吸収を抑える効果、そして食欲も抑えてくれる不溶性食物繊維、そして脂肪の代謝を促し、脂肪燃焼を助長してくれるビタミンB2、老化防止や美肌に効果的なビタミンE、動脈硬化などの生活習慣病を予防してくれる不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸、そしてさざまざなミネラルが含まれています。
これらの栄養素は熱を加えてローストアーモンドの形になっても、それ程その効果を失わないとされています。ですのでローストアーモンドの形で食べる方がオススメです。
その理由としては、生アーモンドはちょっとした危険性があるのです。
生アーモンドは少し危険性がある
生アーモンドには、酵素抑制物質というものが含まれています。
私たちの体内には数多くの酵素が存在しています。食べ物を消化するためにも酵素が必要です。ですが、生アーモンドはこの消化酵素の機能を阻害してしまいます。
また、消化酵素を抑制してしまうことで、その他の消化器官にも負担をかけてしまいます。
この酵素抑制物質を取り除くためには、火を通してローストするか、12時間以上水に浸すしかありません。
アーモンドはカロリーが高いので注意
アーモンドは栄養価が高い反面、100gあたり、およそ600キロカロリーの熱量が含まれています。
アーモンドの食べ過ぎは太る原因になりますが、1粒あたりの重さは約1g程度ですので、なかなか一度に100~200粒は食べることが出来ません。
(一度の大量のアーモンドを食べないで下さいね( ;∀;))
アーモンドのダイエット効果
アーモンドのダイエット効果を1つ1つ見ていきましょう。
アーモンドのダイエット効果その①:ビタミンB2の脂肪燃焼効果
ビタミンB2はたんぱく質や糖を効率的にエネルギーに変換する効果があります。食べたものを脂肪として溜め込もうとせず、極力エネルギーとして消費しようとするので、脂肪燃焼しやすい体に変えてくれます。
アーモンドのダイエット効果その②:便秘解消効果
アーモンドに含まれる不溶性食物繊維は食べたものから油分を吸収しにくくしてくれる効果があります。また、水分を吸収し膨張する性質があるので、胃の中で膨れ上がり、少量を食べるだけでも食欲も抑える効果があります。
さらに水分を含んだまま腸に達するので、便のかさ増しを行うことも出来、排便を促します。
便秘が解消することにより、腸も本来の機能を取り戻し、新陳代謝を高め脂肪を燃焼しやすい体に変わっていきます。
アーモンドのダイエット効果その③:血流促進効果
アーモンドに含まれている不飽和脂肪酸の一種であるオレイン酸には血中の善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールの量を減少させる働きがあります。悪玉コレステロールは血管内に余分なコレステロールを放置し、血栓を作ったり動脈硬化も引き起こしてしまいます。悪玉コレステロールを抑制することによって、血流がスムーズになります。
また、アーモンドに含まれるビタミンEには高い抗酸化作用があるので、血管の老化を防いでくれます。
このダブル効果により血流が促進され、酸素を始めとするさまざまな酵素を体中に運ぶことが出来、各細胞が活発に活動することによって脂肪燃焼効果が高まります。
アーモンドのダイエット効果その④:生活習慣病予防
アーモンドには先ほどのオレイン酸とビタミンEが豊富に含まれています。これらが血管を丈夫にしてくれることから、動脈硬化を予防してくれます。それに付随する心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病をも予防してくれます。
アーモンドのダイエット効果その⑤:美容効果
アーモンドには豊富なビタミンEが含まれています。
ビタミンEは私たちには必須の栄養素です。ビタミンEはアンチエイジング効果もあり、体内の活性酸素を抑制してくれる働きもあります。体内で発生した活性酸素は細胞膜や細胞壁を傷つけてしまい、最悪の場合はそこがガン化する心配もあります。
また、ビタミンEにはシミやしわを予防してくれる効果もあることから、美肌効果も期待できます。
アーモンドダイエットの方法
アーモンドのダイエット方法その①:摂取量は22~25粒
アーモンドはその栄養価からかなりの高カロリーな食材です。ですので、おやつ代わりにパクパク食べているとダイエットどころか、あっと言う間に太ってしまいます。
1日の摂取量は22~25粒程度にしておきましょう。
アーモンドのダイエット方法その②:食前に水と一緒に飲むと効果的
アーモンドを水分と共に摂取することでかなりの膨張効果があります。ですので、間食としても効果的です。(摂取量には気を付けましょう)
一番効果的なのは、食事前にアーモンドを多くの水分とともに食べることです。
主婦の方なら食事を作る10分ぐらい前にアーモンドを食べることによって、作る食事量を減らすことが出来ます。また、外食をする際は空腹からついつい注文しがちです。外食10~15分ほど前にアーモンドを数粒食べておきましょう。そうすると注文する量も必然的に減らすことが出来ますよ。
アーモンドダイエットの注意点
アーモンドダイエットの注意点その①:太る
アーモンドは高カロリー食材であることは先ほども伝えた通りです。ですので食べ過ぎにより太ってしまう事もあります。
アーモンドダイエットの注意点その②:お腹を下す
また、アーモンドには不飽和脂肪酸が多く含まれています。不飽和脂肪酸を多く摂りすぎてしまうとお腹が緩くなる可能性がありますので、この点でも食べ過ぎには注意して下さい。
アーモンドダイエットの注意点その③:アレルギー
そうそうあるものではありませんが、ダイエット目的と言って、アーモンドアレルギーを持っている人は食べないようにして下さい。
普段はそこまで食べないアーモンドを頻繁に食べることによって、体がアレルギー反応を示す人もいます。喉のかゆみや息苦しさ、そして違和感を感じたらすぐに食べるのを中止して下さいね。
アーモンドダイエットの注意点その④:口内ヘルペス
アーモンドにはアルギニンと呼ばれる物質が含まれています。このアルギニンは口内ヘルペスを誘発する場合があります。ヘルペスが出来た場合は一旦アーモンドダイエットを中止し、治ってから様子を見ながら再開して下さいね。
アーモンドダイエットの注意点その⑤:依存症??
アーモンドはピーナッツと同じように小さく、食感も良いことからついつい食べ過ぎてしまう傾向があります。
アーモンドダイエットに失敗する人の大半はこの誘惑に負けてしまっています。
しっかりと自覚を持って食べて下さいね。
アーモンドダイエットの注意点その⑥:塩分
ローストアーモンドの種類によっては、塩分を多く含んでいる物があります。
1日の摂取量は22~25粒ですが、塩分の摂りすぎはむくみの原因にもなってしまいますので、極力塩分控えめか塩分フリーのローストアーモンドを食べて下さいね。
さいごに
どうでしょうか?太るイメージが強いアーモンド。その吸収力から空腹を抑え便通を良くするのでダイエットにも良い食材と言われて、イメージが変わったんじゃないでしょうか?
アーモンドは安価で購入出来るので、ダイエット目的でなくても、便秘解消目的で取り入れても良いかもしれませんね。
ぜひやってみて下さい(*´ω`*)
以上すだっちでした(*’▽’)