こんばんは!須田祐樹です!
今日は意外な「寝過ぎがアルツハイマーや脳卒中のリスクを激増」というのがテーマです。
みなさんは一晩で何時間ぐらい寝ていますか?仕事が日勤夜勤のシフト制の方はいつも同じ睡眠時間を確保出来なかったりするんじゃないでしょうか?
僕は体内時計を狂わさないためにも、休みの日も起床時間を同じ時間に設定しています。そのためあまり倦怠感などは感じないのですが、以前は寝る時間も起きる時間もバラバラだったので、今より睡眠時間を多くとってもダルさを感じる日が多くありました。
今では約6~7時間の睡眠にしていますよ♪
以前にも「ショートスリーパー」や「ロングスリーパー」に関する記事を書きました。
★⇨ロングスリーパーは自殺願望が強い場合も!ロングスリーパーと呼ばれる過眠症と12の対策!
★⇨後天性ショートスリーパーは太りやすく病気にもなりやすい!自殺者の70~80%は睡眠障害!
今回はこの「寝過ぎ」が病気の原因になる可能性がある点についてお話しようと思います。
理想の睡眠時間は7~8時間
睡眠時間は人それぞれだとは思いますが、NHKが2000年に行った調査によると、平均の睡眠時間は7時間23分だそうです。
特に30代と40代の睡眠時間は7時間弱となっています。
スウェーデンの研究チームによると、最も病気を引き起こしにくい理想の睡眠時間は男性で7時間48分で女性では7時間36分とのことです。
男女ともに7時間半~8時間ほどが理想の睡眠時間なんですね!
寝過ぎが様々な病気の原因になることも
寝不足は肥満の原因になったり、その他の病気の原因になったりしますね。ですが寝過ぎも恐ろしい病気を引き起こす要因の1つになることが分かっています。
一体どんな症状が出てくるのか見てみましょう。
寝過ぎが引き起こす症状その①:肥満
寝不足が肥満に繋がることは超有名ですよね。ですが寝すぎが肥満につながることはあまり知られていないんじゃないでしょうか?
寝すぎることによって、睡眠中(特に22時~2時の間)に分泌が盛んになる成長ホルモンのバランスが崩れてしまいます。
成長ホルモンは体の新陳代謝を促進し、脂肪燃焼も促進してくれます。寝すぎによりこの成長ホルモンのバランスが崩れることで、新陳代謝が低下してしまい、脂肪燃焼能力も下がってしまうので、肥満につながるという理由です。
寝過ぎが引き起こす症状その②:糖尿病
寝不足もそうですが、寝すぎの状態が続いてしまうと血糖値が上昇してしまうことがシカゴ大学の研究でも明らかになっています。
また、マサチューセッツ大学の研究によると、約7時間の睡眠時間を確保している人と比べて8時間以上の睡眠時間を確保している人は約3.6倍、糖尿病にかかりやすいと言われています。
(睡眠時間が5時間以下の人は2.6倍の糖尿病発症率とのデータが出ています。)
寝過ぎが引き起こす症状その③:頭痛
睡眠中は非常にリラックスしている時間でもあり、体中の筋肉が緩んでいる状態です。睡眠時間が長すぎると体中、特に頭部の血管も常に広がってしまっている状態です。
その状態ではその太い血管の周囲にある「三叉神経」を圧迫・刺激してしまいます。圧迫・刺激された三叉神経は「神経ペプチド」と呼ばれる痛みの原因になる物質が放出されてしまい、その結果頭痛を引き起こしてしまいます。
人によって頭痛だけでなく吐き気を催す人も少なくありません。
寝過ぎが引き起こす症状その④:脳卒中(死亡リスク)
寝過ぎが脳卒中のリスクを高めることもイギリスのケンブリッジ大学によって立証されています。
イギリス人1万人を被験者とし、10年弱に渡って検証した結果、8時間以上の睡眠を確保している人たちは、睡眠時間が8時間未満の人と比べて約46%も脳卒中の発症率が高まりました。
寝過ぎが引き起こす症状その⑤:アルツハイマー病
8時間以上の睡眠を確保している人と7時間程度の睡眠を確保している人と比べると、8時間以上の睡眠時間を確保している人の方が約2倍、アルツハイマー病にかかりやすいと言われています。
さいごに
寝不足ではどうも集中力を欠いてしまいますよね?休みの日にたまにたっぷり寝るのは問題はないんですが、毎日長時間寝るのはこれらの病気を誘発してしまう可能性があるんです。
理想の睡眠時間きっちりに合わせなくても、6~7時間の睡眠に体のリズムを合わせると、かなり有意義にも時間を過ごすことが出来ますよ。
僕の意見ですが、日中も疲れにくくなった気がします♪
体のリズムは一気には変化することが出来ません。徐々に体を慣らしていって下さいね。
以上、すだっちでした(´ω`*)