こんばんは!須田祐樹です!
今回の記事は、新幹線でトンネルに入る時に起こる耳詰まりや耳が痛くなる現象の原因についてと、その対策について書いてみました!
みなさん、普段長距離移動に何を使っていますか?
例えば関西の人、東京ディズニーランドに行くのに何を使って行きますか?
のんびり家族やカップル、もしくは友達同士でドライブがてら車で行くのもいいですね!
体力の消耗を避けるために新幹線という手もあります♪
僕も久々に最近、東京まで新幹線で行きましたが、2時間半前後で到着するので楽ですね♪♪駅弁も食べてみました♪
空港での待ち時間が長いですが、飛行機で空(から)の景色を楽しむ…という手段もありますね(*´ω`*)
電車好きな人はローカル線を乗り継いで、駅弁なんかを食べながら電車旅を楽しむ人もいるみたいですね♪これは東京ディズニーランドが目的じゃなくなってますね(笑)
今ではさまざまな移動手段が利用できます!こんな中でも今日は「新幹線を使った移動」の話で、猛スピードで走る新幹線がトンネルに入った瞬間、耳がキーンとしたり、聞こえにくくなる現象についてお話します♪
新幹線がトンネルに入ると、なぜ耳がおかしくなるのか?
飛行機の離発着でも似たような現象が起こりますね!またスカイダイビングを経験したことがある人も、降下中に同じ現象に陥りますね。
僕の場合はスカイダイビング中に強烈な耳の痛みを感じて、降下途中でもの凄い気分が悪くなったことがあります。まぁ気分が悪くなったのは1回だけですが( ;∀;)
新幹線で移動する時は急上昇や急降下はないので気圧変化が起こらず、耳が痛くなったり聞こえなくなる現象とは無縁のような気がしますよね。
でも実際はトンネル内には一定量の空気が存在しています。時速80kmや100km程度の速度でトンネル内に進入する電車ならなんら問題ないのですが、新幹線は時速200~300kmという超高速で移動します。
新幹線の中にも当然、ある一定量の空気(容積)が存在します。
その新幹線が超高速でトンネル内に進入するので、トンネル内の空気がトンネル内から外へ押し出される前に車内にある空気が圧縮されます。
これが気圧変化となって私たちの耳に影響を及ぼします。
また後に書いておきますが、耳の鼓膜の内側と外側の気圧に変化が生じることでこれらの耳の不具合を生じるんです。つまり、鼓膜の両側(内側と外側)の気圧を一定に保つことが対処法になりますよ。(下の対処法で書いておきますね♪)
昔の新幹線はトンネルに入った時だけ気圧変化を抑えるために「換気口」が自動で閉まる構造になっていたそうですが、次第にトンネルの長さが長くなり、トンネルの数が増えたため、いちいち換気口を締めなくても気圧変化が起こりにくい換気口の研究がおこなわれてきました。
ですので現在の新幹線の構造は、気圧変化に強い構造になっています。ですが、気圧変化に敏感な人にとっては、ちょっとの気圧変化でも耳がおかしくなってしまいます。
(たまに空が曇ってもないのに、気圧が若干変化すると頭が痛くなる人っていますよね?下手な天気予報より天気が当たったりもしますね。)
新幹線の耳詰まりの対策方法は?
先ほども少し触れましたが、私たちは耳の鼓膜の外側と内側の気圧が変化することで、耳が痛くなったり詰まったような感じになってしまいます。これを解消するためには鼓膜の両側の気圧を同じにしなければならないんでしたよね?
では一体どうやって鼓膜の両側の気圧を調整するんでしょうか?
その答えは鼓膜の奥側にあり、咽頭と繋がっている器官である「耳管」と呼ばれる器官です。この耳管を開けることによって、鼓膜の奥の空間にも咽頭から空気が入り、気圧調整が行われます。ですが、この耳管は通常は閉じています。ではどうやって耳管を開けば良いのでしょうか?
耳管の開き方は3つある(耳管を開けば耳詰まりが軽減される)
耳管の開き方には3種類あります。1つは「多めに唾液を飲み込むこと」2つめは「あくびなどをして大きく口を開くこと」です。3つめは「鼻をつまんでいきむ」方法です。
耳管の開き方その①:多めに唾液を飲み込む
多めに唾液を飲み込むことで耳管を刺激することができ、その結果「耳抜き」が出来ます。ですが唾液が出てこなければこの方法は難しいので、唾液分泌を促すためにガムを噛んだり、酸っぱい飴を舐めたりすると唾液分泌が促進されます。
また、水分補給をすることも有効です。
耳管の開き方その②:口を大きく開ける(意図的にあくびをする)
単に口を大きく開けるだけでは耳管は開きません。ですが「あくび」をすると耳の奥で「パキパキ」や「ギュー」っていう音が鳴ります。それが耳管が開いている合図です。
なかなか意図的にあくびをすることは難しいのですが、しばらく口を思いっきり開けていると自然とあくびが出てきますよ♪一度試して下さい!
⇑これは実際僕や友達が高校生の時に遊びであくびをする方法を研究?していたことからたまたま発見したんですが(笑)
耳管の開き方その③:鼻をつまんでいきむ
これが最もオーソドックスな耳抜き方法で、スカイダイビングの説明の時や、シーウォーカー(水中の熱帯魚や魚をを見るために、専用のヘルメットをかぶって海中を歩くイベント)の時の説明で習った方法です。
方法としては鼻をつまんで、鼻から息を出そうとしていきみます。力を入れていきむことで耳の奥から「ギュー」っと空気が移動する音が聞こえます。
これで完了です。あくびも唾液もでない!って人にはこれがオススメですよ♪
オマケ方法:耳にフィットする耳栓を使う!
しっかり耳にフィットする耳栓をすることも多少ですが有効とされています!これは特に耳抜きが出来ない赤ちゃんや子供に対しての対処法ですね。
1つ目は飛行機でも有効なサイレンシア フライト エアーという商品です。
小さな穴で気圧が少しずつ変化するように調整する耳栓です。
2つ目は子供用ですね!
さいごに
いずれにしても気圧変化が原因で耳が詰まったり聞こえにくくなってしまいますので、今のところは効果的な予防策はありません。ですが対処法を的確に行うことで、この不快感を最小限に抑えることが出来るので、是非行って下さい♪
当然飛行機の離発着時も有効ですよ♪
耳栓+ジュース+ガムや飴+あくび+耳抜きを行えば最強ですが・・・周りから「えっ?あの人大丈夫?」ってな顔で見られるかも知れないので、気を付けて下さいね(笑)
今日のこの記事はりえっこさん(りえっこ (id:riecoro))からの依頼でした(*´ω`*)
何か他にもリクエストがあればドンドン言って下さいね♪
以上、すだっちでした(*’▽’)