こんばんは!須田祐樹です!
みなさん、「難消化性デキストリン」って聞いたことありますか??
もしくは「トクホ」って言葉に聞き覚えがないですか?
CMでもちょいちょい見かけるこのトクホのドリンク!黒ウーロン茶とかは有名ですね!
トクホの黒ウーロン茶などのドリンクだけではなく、ソイジョイにもこの難消化性デキストリンと呼ばれる成分が入っていて、これらには脂肪の吸収を抑える働きがあるんです。
★⇨超簡単に痩せたい人向け!トクホも認める難消化性デキストリンの効果でダイエットを促進!
でも、今日お話をする内容はこの「難消化性デキストリン」よりももっと優れた効果のあるマル秘アイテムをご紹介しちゃいます!!
その名も・・・
αシクロデキストリン!!
・・・えっ?聞いたことない?
じゃあ順番に見ていきましょう♪
αシクロデキストリンは脂質まで吸収してくれる魔法の粉!
αシクロデキストリンと言うものは実は難消化性デキストリンの1種で、同じくトウモロコシやジャガイモから生成された水溶性の食物繊維です。
一般的な難消化性デキストリンと違う点は、αシクロデキストリンは糖質の吸収を抑制するだけでなく、なんと脂質の吸収まで抑制してくれる効果があります。
αシクロデキストリンの特徴
αシクロデキストリンの特徴その①:糖質の吸収を抑制
難消化性デキストリンは水溶性ですが、胃で消化されることなくそのまま小腸に届きます。小腸や腸から糖が吸収されるのを抑制します。
αシクロデキストリンも難消化性デキストリンの一種ですので、どちらも全く同じ効果があります。
また、この両者とも、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果があります。これにより糖を吸収するインスリンの過剰分泌を抑制してくれます。
インスリンが大量に分泌されてしまうと、摂取した食事から積極的に糖質が吸収され、使われなかった糖質は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられてしまいます。
αシクロデキストリンの特徴その②:脂質の吸収を抑制&脂肪を排泄
難消化性デキストリンとαシクロデキストリンの最大の特徴の違いは、αシクロデキストリンには「脂質の吸収を抑制」する効果があることです。
最近の研究によると、脂質の摂りすぎが肥満に直結するわけではないと言う事が明らかになって来ました。
普段はまず、食事から吸収された脂質が優先的に使われます。つまり脂質を摂りすぎると、体に蓄えられている予備エネルギーである皮下脂肪や内臓脂肪が使われないことになります。
αシクロデキストリンは脂質の吸収を抑えてくれます。食べ物に含まれている糖質が吸収されず、エネルギー源も確保出来ないので、体は予備エネルギーとして蓄えてある皮下脂肪や内臓脂肪を優先的に消費しようとします。これがαシクロデキストリンの一番の狙いです。
さらにαシクロデキストリンには脂肪を吸着して便と共に体外へ排出する効果があります。
しかも全ての脂肪を体外排出するわけではなく、体に良くない飽和脂肪酸(動物性脂肪)とトランス脂肪酸を率先して排出する効果があるんです。
体にとって必要不可欠な不飽和脂肪酸(植物性脂肪)とは結びつきにくく、これらは体外に排出されません。
飽和脂肪酸とトランス脂肪酸って有害なの??
飽和脂肪酸(動物性脂肪)
飽和脂肪酸とは動物性脂肪のことで、常温では固形として存在する脂肪です。
これらを摂取すると、体内で固まりやすい傾向があり、コレステロールや中性脂肪の増加を助長してしまいます。それにより動脈硬化を促進してしまうとされています。
トランス脂肪酸
トランス脂肪酸は自然界には存在しない油です。主にマーガリンやプロセスチーズ、そして乳製品などに含まれています。
トランス脂肪酸は体内の悪玉コレステロールの数を増やしてしまい、アレルギーの原因にもなったり、心疾患を引き起こしたり、発がんを誘発する一因にもなっているとされています。
ただし、現在の日本人のトランス脂肪酸摂取量は健康に害を及ぼすものではないとされています。
αシクロデキストリンは食事から脂肪を吸収しにくくすることから、中性脂肪値やコレステロールをコントロールする効果もありますよ。
αシクロデキストリンの特徴その③:腸内善玉菌の数を増加させる
αシクロデキストリンは環状オリゴ糖とも呼ばれています。この環状オリゴ糖は水分を含んだ状態で腸まで届きます。それにより便秘を解消するだけでなく、環状オリゴ糖自身がビフィズス菌や腸内善玉菌のエサになり、腸内環境を整えてくれる作用があります。
また、腸内善玉菌を増やすことでアトピー性皮膚炎などのアレルギーの原因となっているIgE(アレルギー抗体)を減少させる効果もあるとされています。
3週間に渡る実験データでは、腸内のビフィズス菌が約3倍に増え、排便回数が通常の約1.5倍に増えることが証明されました。
まとめ
αシクロデキストリン
糖質吸収を抑制⇒皮下脂肪、内臓脂肪蓄積を抑制
脂質吸収を抑制⇒脂肪燃焼効果を助長、動脈硬化予防
腸内善玉菌増殖⇒便秘解消&アレルギー改善
効果抜群のαシクロデキストリンの安全性
もともとはでんぷんを加水分解して作られている難消化性デキストリン。このαシクロデキストリンも基本的な製造方法は同じなので、全て天然の食材から作られています。
世界保健機関(WHO)もその安全性を認めていて、難消化性デキストリン(シクロデキストリン)の摂取量の上限は定めていません。
ただし、難消化性デキストリンを大量に摂取するとお腹が緩くなるといった弊害はありますが、それ以外は「副作用」はないので安心して摂取して下さい。
αシクロデキストリンを飲むタイミングは夕食前
難消化性デキストリンもαシクロデキストリンも飲むタイミングは同じで、食事前が最も効果的とされています。特に食べたエネルギーが一番消費されにくい夕食前がベストとされています。
中には難消化性デキストリンやαシクロデキストリンのサプリメントも販売されていますよ。
さいごに
難消化性デキストリンだけでも効果抜群ですが、さらに効果を実感したい場合はαシクロデキストリンも試してみて下さいね♪
ただし、規則的な食生活や軽い運動も意識して行って下さいね♪
以上、すだっちでした(*’▽’)