こんばんは!須田祐樹です!
今日のテーマは脂肪の吸収を抑えてくれ、簡単にダイエットをしたい人の助けになる「難消化性デキストリンのダイエット効果」です!さらにお財布に優しい超節約法もご紹介しますね!
タイトルでいきなり「トクホも認める難消化性デキストリン」と書きました!トクホはみなさんご存知ですか?脂肪の吸収を抑えてくれる飲み物のことですね。トクホの黒ウーロン茶やコカ・コーラ、その他も色んな飲み物が続々と販売されていますね。
「カラダ健やか茶~ダブル~♪」というCMフレーズもまだ記憶に新しいんじゃないでしょうか?でもこれらの飲み物、一般の飲み物よりも割高なのがネックです( ;∀;)今回はそれを超安く作る方法まで書いていきます!
今日はそのトクホにまつわる話をしていきたいと思います。
トクホの飲み物とは?その特徴は?⇒脂肪の吸収を穏やかに&血糖値の上昇を緩やかに
CMでも盛んに宣伝されてるトクホ(特定保健用食品)の飲料。その効果を科学的に裏付け、安全性も認められた上で初めて消費者庁から許可が下りた食品や飲料のことを指します。トクホの飲料の特徴としては血糖値の上昇をゆるやかにし、脂肪を吸収しにくくする、と言う点です。
その他の効果としては食後の中性脂肪値の上昇を抑制したり、整腸作用があり、中性脂肪やコレステロールをコントロールしてくれます。また満腹感が持続することにより空腹感を抑え、過食や間食を抑えることが出来ます。内臓脂肪がつきにくくするのも特徴の一つです。
どこのコンビニでも手軽に買うことができ、少し割高ですが携行に便利なサイズですね!「自分でドリンクを作るのはめんどくさい!」って人や「いつも福沢諭吉さん複数人と行動を共にしてますよ!」って人は完成品を大人買いする手もありますよ( ˘ω˘ )
難消化性デキストリンとは?原材料はトウモロコシ!
⇧警察24時で出てくるあやしい粉ではありませんよ(笑)でもこれを小袋に入れて、車に積んでおいて、警官とすれ違った時にすぐに視線を逸らすと・・・なんてしちゃダメですよ(笑)そんなYouTuberがいたような…(笑)
さてみなさん、トクホという言葉はご存知でも、難消化性デキストリンという言葉には馴染みはありますか?
トクホの飲み物の成分欄によく「難消化性デキストリン」と書かれています。
難消化性デキストリンとはその名の通り、消化が困難な食物繊維の一種のデキストリンという事です。原材料がとうもろこしから作られたでんぷんで、食物繊維の一種なので安全性も高いとされています。食事中や食後の血糖値の上昇を緩和し、糖や脂肪を小腸から吸収しにくくする働きがあります。また、腸内環境を整える効果もあります。
難消化性デキストリンの効果
難消化性デキストリンを長期的に摂取することでさまざまな恩恵を受ける事が出来ます。
難消化性デキストリンの7つの効果
食後の血糖値の上昇を穏やかにする
食後の中性脂肪の上昇を抑制する
善玉菌を増やして腸を正常化
中性脂肪やコレステロール値をコントロールする
内臓脂肪が蓄積しにくくなる
空腹感や睡魔を予防する
ミネラル類の吸収を促進する
では1つずつ難消化性デキストリンの効果を見ていきましょう!
難消化性デキストリンの効果その①:食後の血糖値上昇をおだやかに
炭水化物や脂質の多い食べ物と共に難消化性デキストリンを摂取すると、食後の血糖値上昇をゆるやかにすることによって、インスリンの分泌も抑えることができ、栄養を体内に吸収しにくくします。
通常は食事によって血糖値が上昇し、それによっていすい臓から大量のインスリンが分泌されます。インスリンは食べ物からエネルギー源である糖を吸収し、即座にエネルギーに変換する作用がありますが、その時に使われなかった糖は体内で内臓脂肪として蓄えられてしまいます。
これが太ってしまう一因にもなるのです。
難消化性デキストリンの効果その②:食後の中性脂肪の上昇を抑制
砂糖や果糖、脂質やアルコール、炭水化物を過剰に摂取すると、中性脂肪値が上昇してしまいます。私たちが活動するのには中性脂肪が必要不可欠です。ですが、必要以上に摂取した糖質や脂質が体内の中性脂肪に変わって蓄積されます。
難消化性デキストリンは脂肪の吸収を遅らせることができ、食後の中性脂肪値の上昇を緩やかにしてくれます。
難消化性デキストリンの効果その③:整腸作用
難消化性デキストリンは食物繊維の一種です。一般的に食物繊維は便秘解消に効果があります。また、難消化性デキストリンには腸内善玉菌を増やす効果も認められています。それゆえに便秘だけでなく軟便にも効果を発揮します。
難消化性デキストリンの効果その④:中性脂肪やコレステロールをコントロール
難消化性デキストリンは中性脂肪やコレステロールが高い状態の高脂血症にも有効です。ですが、短期的な即効性ではなく、長期にわたって難消化性デキストリンを含む飲料水を摂取した場合に中性脂肪とコレステロール値が減少していきます。
難消化性デキストリンの効果その⑤:内臓脂肪が蓄積しにくくなる
数年前に「メタボリックシンドローム」と言う言葉が急に広まりましたね!それ以降通称「メタボ」と言われるようになりました。これは内臓脂肪症候群とも呼ばれ、内臓脂肪が蓄積したことによって高血圧や糖尿病などの生活習慣病を誘発している状態になります。
さらには脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなりかねません。
難消化性デキストリンはこの内臓脂肪を減少する効果もあるとされています。これも即効性ではなく、数週間かけて内臓脂肪が徐々に減少していきます。
難消化性デキストリンの効果その⑥:空腹感や睡魔を抑制できる
血糖値の上昇を抑える効果によって、空腹感を抑制する効果があります。食欲のメカニズムとして、血糖値が急激に上昇すると食欲が増す傾向にあります。
また、血糖値が下がると睡魔が襲ってくるというデータがあります。難消化性デキストリンは血糖値の上昇を抑えるので、血糖値が急激に下がることもありません。空腹感を抑え、眠気も防止出来るという優れものなんです♪
難消化性デキストリンの効果その⑦:ミネラル類の吸収を促進する
難消化性デキストリンには体に必要なミネラル類であるカルシウムやマグネシウム、そして鉄や亜鉛の吸収を促進することが分かっています。
今までは食物繊維はミネラルの吸収を阻害すると考えられてきましたが、難消化性デキストリンは大腸で吸収されるミネラル類を促進する効果が動物実験で立証されたのです。
マグネシウムはカルシウムに比べると、不足しやすい栄養素と言われています。マグネシウムが不足すると記憶力の低下が起こったり、疲れやすくなってしまいます。また、慢性的にマグネシウムが不足してしまうと、筋肉の痙攣が起こったり、精神状態が不安定になることもあります。女性の場合では月経不順にもつながってしまいます。
カルシウムとマグネシウムは相関関係にもあり、このどちらが不足しても精神状態が不安定になってしまいます。理想の比率は2:1とされています。
血中にはカルシウムとマグネシウムはそれぞれほんのわすかしか含まれておらず、大半は骨の中に存在しています。血中カルシウムとマグネシウム濃度が薄くなると骨を溶かしてその不足分を補おうとしてしまいます。これが骨粗しょう症にもつながるのです。
カルシウムとマグネシウムについてはこちらをご覧下さい!
★⇒カルシウムとマグネシウム不足はイライラの元になる!アルコール摂取は要注意!
難消化性デキストリンの安全性はアメリカのFDAに裏付けられている!
とうもろこしのでんぷんから加水分解して作られている難消化性デキストリンは、アメリカのFDAや日本の厚生労働省からも安全な食べ物として認められています。
人を対象とした安全性実験では、難消化性デキストリンを毎食時に10g摂取し、その経過を16週間に渡って経過観察したところ、生理学的検査値でも全く異常を確認できず、ミネラル類の濃度においても特に問題となる数値は出なかったことから安全であることが証明されています。
また、アメリカのFDAも難消化性デキストリンの摂取量に上限は定めていません。これも安全性を裏付ける事実ですね!
ですが、大量摂取により効果が倍増するものではないことは念頭に置いておいて下さいね!
難消化性デキストリンを飲むタイミングは食事前!
難消化性デキストリンの効果がわかったところで、いつ飲めば良いかについてお話します。
血糖値の上昇をゆるやかにしてくれ、糖や脂肪を吸収しにくくしてくれるこの魔法の白い粉。人によって飲むタイミングは様々なんですが、一番効果が表れているタイミングは「食事前」です。食事前が厳しければ食事と一緒に飲んでも効果があるとされています。
ちなみに食べ順ダイエットでは、血糖値を上昇しにくくするように、食べ物の順番を決めています。それにより同じ食べ物を食べても、インスリンの分泌量が変わり、カロリーを吸収しにくく出来るんです!
簡単に具体例を言うと、例えばまずは汁物から食べます。そしてその後に野菜類を食べます。
そしてその後に肉や魚などのたんぱく質を摂取します。そして最後に、血糖値を上昇させる炭水化物(糖質)がたっぷり含まれている白米やパンなどを食べます。
(ちなみに同じ炭水化物の中でも、白米とパンだと、パンの方がインスリンの分泌を促進してしまいます。)
食べ順ダイエットと食べ順爆発ダイエットについてはコチラをご覧下さい♪
★⇒食べ順ダイエットはストレスが無く簡単に痩せることが出来る!その効果的な方法とは?
これらと同じように、難消化性デキストリンも炭水化物(糖質)を摂取する前に食べる必要があります。これを間違えれば全く効果がありません。
そして朝食や昼食後は体を動かすことが多いので、摂取したエネルギーはまだ比較的消費されやすいのですが、夕食時に摂取したカロリーが一番脂肪に直結してしまうので、出来れば夕食前に難消化性デキストリンを飲むことが肥満防止に役立ちます。
ですが、何よりも一番大切なコトは「継続」して飲み続けることです。
難消化性デキストリンを飲むときと飲まない時ではどれぐらい差があるの?
難消化性デキストリンは魔法の粉でもなければ医薬品でもありません。
糖や脂肪の吸収を穏やかにするだけで、吸収しなくさせるわけではありません。
難消化性デキストリンを飲んだ時と飲まなかった時の効果の差は約10%程と言われています。
一度に大量摂取したからと言って、劇的に痩せるものではありません。コツコツと毎日続けることが痩せるためのカギですよ。
トクホの飲み物を買わなくても良い理由は、超簡単に自宅で作れるから!
難消化性デキストリンが入ったドリンクは、コンビニなどでは200円ほどで売られていることが多いですよね。スーパーの特売日であっても100円を切ることはまずないでしょう。1週間分買うだけで1000円を軽くオーバーしてしまいます。。。高っ!!
でもこの難消化性デキストリンドリンクは自宅でも作る事が出来るんです。しかも超安価でトクホの飲み物と同等の成分を持った飲み物を作ることが出来るんですよ。
インターネットで「難消化性デキストリン」というキーワードを調べてみて下さい。粉末状の粉が入った大きな袋が出てくると思います。これがトクホの飲み物の正体です。
自宅で350mlの飲み物にたった5gの難消化性デキストリンを混ぜるだけで血糖値の上昇を抑え、脂肪を溜めにくくするトクホ飲料の出来上りです。
ちなみに参考までに市販のトクホドリンクに含まれている難消化性デキストリンの量を書いておきますね。
難消化性デキストリンの含有量
MET’Sコーラ・・・3.65g/350ml
からだすこやか茶ダブル・・・5g/350ml
市販されている難消化性デキストリン入りの飲み物は大体350mlの物が多いです。400g入りの難消化性デキストリンですと1000円以内で購入出来るので、約80本のペットボトル飲料を作れ、1本あたり10~12円程度という激安で作れちゃいます。
難消化性デキストリンのマメ知識
「難消化性デキストリン」と「デキストリン」は、また別であることは知っておいて下さいね。総称して「デキストリン」と表記してある飲み物や食べ物もあるので、「難消化性デキストリン」と思って食べたり飲んだりしていたら、太ってしまった・・・ということにならない様に注意して下さい(;’∀’)
難消化性デキストリンもデキストリンもどちらもとうもろこしを加水分解して作られたでんぷんです。
デキストリンの成分は「糖質と食物繊維」です。
一方難消化性デキストリンの成分は「水溶性食物繊維」です。
デキストリンは糖質でもあるので、ゆっくりと体内で消化吸収されるのに対し、難消化性デキストリンは体内で消化吸収が困難な物質です。
トクホのドリンクとカロリーオフのドリンクの違いとワナ
トクホのドリンクは「難消化性デキストリン」が含まれていて、脂肪を吸収しにくくしてくれますが、カロリーオフのドリンクには難消化性デキストリンではなく「人工甘味料」が含まれています。
よく同じコーナーで販売されているので同じと考える人も多いですが、また別物です。
特に人工甘味料を含むドリンクや食材には注意する必要があります。
端的に言うと人工甘味料には依存性が高く、さらに食欲を促進してしまう作用があるんです。人工甘味料を食べてもすい臓からインスリンが分泌されます。ですがカロリーオフなので糖質がほとんど含まれていません。なのでインスリンはまた別の食材から糖質を摂取しようとしてしまいます。これが人工甘味料のワナです。
カロリーオフとカロリーゼロ
カロリーオフ:100mL中のカロリーが20キロカロリー未満
カロリーゼロ:100mL中のカロリーが5キロカロリー未満
しっかりとカロリー計算を行い、依存性にも負けない意志がある方は単純に摂取カロリーを減らすことが出来ますが、「ついつい間食してしまう」というような人は特に注意が必要ですよ。
難消化性デキストリンの唯一の注意点
これらのステキな効果がある難消化性デキストリン飲料。トクホの飲み物にも1日1本を目安に・・・といった表記があります。
もともとでんぷんから作られているので、飲み過ぎてもそれほど問題はないのですが、便が緩くなりすぎたりと言った副作用も見受けられます。
また、難消化性というだけあって、消化を妨げる効果もあるので、体が栄養を必要としている状態では飲まない方が良いとされています。
難消化性デキストリンの(どうでもいい)マメ知識
ちなみに身近にあって、みんなが知っている食べ物の中にも難消化性デキストリンが入っています。何でしょうか?それはSOYJOYです!
下の画像はたまたまアーモンド&チョコレート味ですが、通常のソイジョイと、ソイジョイクリスピーの全種に難消化性デキストリンは含まれています。意外でしょ?
どの食材にしても難消化性デキストリンが溶けているものは若干値段が高い傾向にありますね。自家製の方が体にもお財布にも優しいですね(*´ω`*)
難消化性デキストリンを料理にも!
難消化性デキストリンやトクホと聞くと、飲み物を一番最初に思い浮かべますよね。でも難消化性デキストリンの粉末を使うことでその効果を飲み物からだけでなく、食べ物からも摂取出来るんです!(難消化性デキストリンはでんぷんの一種なので、料理にも使うことが出来ます。)
例えばフライドオニオンを使ったオニオンスープ。
フライドオニオンに顆粒のコンソメを入れ、そこに小さじ1杯の難消化性デキストリンを混ぜるだけで普段よりも若干とろみがかったオニオンスープが出来上がります。
また、八宝菜に入れてもいいですし、クラムチャウダーやミネストローネに混ぜても味は変わらず美味しく難消化性デキストリンを摂取することが出来ます。
カロリーが多そうなラーメンに入れるのも流行っていますよ(*´ω`*)
またクッキーを作るときやケーキを作るときにも難消化性デキストリンを混ぜてもいいですね♪
お菓子=カロリーなのになんで難消化性デキストリンを入れるの?って思うかも知れませんが、先ほどお話したソイジョイもお菓子みたいなモンですよ(;’∀’)
たいていどんな食材にも合うので、飲み物だけじゃなく、色々試してみて下さいね♪
さいごに
トクホ飲料の効果を持っている自家製難消化性デキストリンドリンクですが、数回飲んだだけではその恩恵は受けられません。体質改善には時間がかかるものです。
運動でダイエットしようとしても、今日42.195km走ったからといって、次の日に体重が激減している・・・と言うことはありませんよね?なんでも毎日継続して続けることが大切です。最低でも1~2カ月は続けてみましょうね。
おまけ
こちらの記事でもお米のカロリーを半分にする方法が書いてあります♪
また、お米を炊く時に難消化性デキストリンを混ぜて炊いても、味が変わらずカロリーを抑える白米が出来ますよ♪
★⇒白米(お米)のカロリーを簡単にかつ劇的に減らす2つの方法を伝授!炭水化物ダイエットは危険を招く
難消化性デキストリンが入っているソイジョイを使ったダイエットも手軽で人気ですよ♪