こんばんは!須田祐樹です!
今日はまさかの「卵の殻」で美肌になる入浴方法についてお話しようと思います!卵の殻をお風呂に入れるだけでたまご肌!なんて考えもしませんよね?
食べる部分でもない卵の殻を再利用、しかも美容効果がある!となると、試してみない手はありませんよね!
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さて、卵の殻には一体、どんな成分が含まれているのか、順番に見ていきましょう♪
卵の殻の膜に美肌の秘密がある!
みなさん、卵の殻の内側に薄い膜があるのはご存知ですか?ゆで卵を剥くときに執拗(しつよう)にひっついて殻を剥きにくくしているアレですね!!(笑)
あれは卵殻膜と呼ばれるもので、強い繊維質で作られています。この卵殻膜の主成分はたんぱく質なんです。
普段は食べないこの卵殻膜に美肌の秘密が隠されているんです。この卵殻膜には「ヒアルロン酸」「シスチン」そして「ベビーコラーゲン」と呼ばれるⅢ型コラーゲンという物質が含まれています。
それぞれの役割を見ていきましょう!
美肌効果のある卵の内膜成分①:ヒアルロン酸
ヒアルロン酸でシミやシワを予防!更に保水力により弾力のある肌をキープ!
私たちの肌は新陳代謝により、28日という周期で入れ替わります。古い肌の組織が剥がれ落ち、内側から新しい組織が出来てきます。これをターンオーバーと呼びます。
ですが、この28日周期のターンオーバーが加齢と共に30日、32日・・・と遅くなってしまいます。
新陳代謝が落ちて、肌のターンオーバー能力が落ちてしまうと、シミやシワの原因にもなってしまいます。
卵の殻の内膜には、ヒアルロン酸と呼ばれる成分が含まれています。
これは化粧品にも含まれている成分で、肌に塗ると皮膚組織の奥まで浸透し、新陳代謝を活性化させてくれます。また、肌の保水力をアップすることも期待出来、それによりシミ予防だけでなく、シワまで予防し、プルプルの肌をキープしてくれます。
ヒアルロン酸は私たちの体内で、ムコ多糖類と呼ばれる成分として存在していて、肌を保湿したり、シミやシワを予防しています。ですがこれも加齢と共に減少してしまいます。
高級な化粧水や化粧品を定期購入するのも、結構お財布には厳しいですよね?
普段捨てている卵の殻にヒアルロン酸が含まれているとなると、これを使わない手はないですね!
あっ、卵の殻のヒアルロン酸は、乾燥肌の人や脂っぽい肌の人でも効果がありますよ。
美肌効果のある卵の内膜成分②:シスチン
卵の殻の内膜にはシスチンと呼ばれる成分が豊富に含まれています。
これは体内で「L-システイン」と呼ばれる物質に変化し、ビタミンCと相互作用してシミの原因であるメラニンの生成を抑制します。
さらに髪の毛や皮膚、爪の生成も助長し、ニキビや吹き出物を予防したり、育毛効果もあることがわかっています。
捨てるはずの卵の殻に、こんな成分が含まれているのも意外ですよね!
美肌効果のある卵の内膜成分③:ベビーコラーゲン
卵の殻にはベビーコラーゲン、別名Ⅲ型コラーゲンと呼ばれる成分が含まれています。
コラーゲンには数種類タイプがあるんですが、このⅢ型コラーゲンの特徴はその弾力性と柔軟性です。
赤ちゃんの肌を想像して下さい!かなりプルプルしていて、ついつい触りたくなってしまいますよね!
このⅢ型コラーゲンは体の各組織に弾力や柔軟性を与えてくれ、保水力を高めることが特徴です。そのため、肌のアンチエイジング効果が期待出来ます。
卵の殻を使った入浴方法
卵の殻の美肌入浴法その①:殻を洗う
卵の殻の表面は結構汚れていますので、それをキッチリ洗い流して下さい。
卵の殻の美肌入浴法その②:洗濯物のネットに卵の殻を入れる
表面の汚れを落とした卵の殻を、目の細かい洗濯用ネットの中に入れます。
卵の殻の美肌入浴法その③:その状態のまま卵の殻を細かく砕く
洗濯ネットに卵の殻を入れたまま、細かく砕きます。
出来るだけ細かくなるように砕いて下さいね。
卵の殻の美肌入浴法その④:湯船の中に浸けてもみほぐす
細かくなった卵の殻を、湯船の中でしっかりともみほぐします。徐々に殻の内膜の成分がお湯に流れ出てきます。
卵の殻を使った化粧水
卵の殻をお風呂に入れる方法も良いのですが、卵の殻を使った化粧水を作る方法もかなり人気です。入浴方法と比べると、多少面倒くさいですが、試してみる価値はあると思いますよ(*’▽’)
卵の殻を使った美肌化粧水の材料
(作りたい化粧水の量によって、材料を調整して下さいね)
・卵2個分の殻
・昆布1g
・精製水20ml
・ホワイトリカー25ml
・グリセリン5ml
・クエン酸 少量
たまご化粧水の作り方
たまご化粧水の作り方その①:卵の表面の汚れを落とします。
たまご化粧水の作り方その②:洗い終わった殻を3時間以上、水に浸します。
たまご化粧水の作り方その③:長時間水に浸した卵の殻の内側の内膜を丁寧にはがします。
たまご化粧水の作り方その④:はがした内膜を3時間ほど乾燥させます。
たまご化粧水の作り方その⑤:細かく切った昆布をホワイトリカーに浸け、そこに乾燥させた卵の内膜を入れ、そのまま冷蔵庫で5日~1週間ほど保管します。
たまご化粧水の作り方その⑥:冷蔵庫で寝かせた液体から昆布と卵の内膜を取り出します。残った液体に少量のクエン酸と精製水、グリセリンを混ぜれば、ヒアルロン酸たっぷりの高級化粧水の完成です!
保管は冷蔵庫で行って下さいね!
さいごに
化粧水を作るのは、乾燥時間もあるので結構手間ですね。でも高級な化粧水を買うことを思えば、手軽に作ることが出来ますし、何度も作れるので「いやぁ~ウチはお金が有り余ってるから、わざわざ化粧水を自作する必要なんてないわ!」って人以外は試してみて下さいね♪
一方、たまごの殻のお風呂は目の細かい洗濯ネットさえあればすぐに試せますね(*´ω`*)
以上、すだっちでした(*’▽’)
おまけ
こんな入浴方法も人気ですよ♪