こんばんは!須田祐樹です!
みなさんはフードファイターのテレビ番組を見たことがありますか?制限時間内にとてつもない量の食べ物を食べる競技のアレです!
多くの日本人だけでなく、たまに外国人も見ますね。でもこの大食い選手権のフードファイターたちは、日本独特の文化と言っても過言ではありません。
ギャル曽根さんと言えば大食いで超有名で、今や知らない人の方が少ないんじゃないでしょうか?
以前では海外でも盛んに大食い選手権の番組放送が行われていたのですが、早食い、大食いによりフードファイターが死亡してしまう事故が発生し、それ以降、世界では大食い番組が規制されていると言われています。
仮に一般の人があれだけの量を食べるとどうなってしまうでしょうか?結果は明らかで、カロリー過多になってしまい、確実に太ってしまいます。
ではなぜフードファイターたちはあれだけのカロリーを摂取しては太らないのでしょうか?
フードファイターが太らない理由:血糖値が上がらない
フードファイターの中には血糖値の上昇を促進するインスリンの分泌量が少ない人があります。これによって糖の吸収が抑制され、血糖値がほとんど上がらず食べたものが吸収されにくくなっています。
一般的には私たちが食べ物を口にすると血糖値が上昇します。その時にすい臓からインスリンが分泌されて、即座に食事の糖を吸収してエネルギーに変換します。ですが、この時に使われなかったエネルギーが肥満の元になってしまいます。
フードファイターが太らない理由:独特の弁の緩み
一般の人は胃や腸の消化器官には食べ物が自由に動かないように「弁」がついています。これらが正常に機能する事によって、食べ物が各消化器官に一定時間とどまり、徐々に消化吸収されるのです。
一方フードファイターの人たちはこの弁がかなり緩くなっています。それにより長時間消化器官にはとどまらず、栄養素があまり吸収されずに排出されます。
太りたくない人からすれば、うらやましいことこの上ない現象ですが、体調管理面で言えばかなり良くはありませんよね。
栄養を摂取しようと思い、体に良い食生活を送っても、思うように栄養が吸収されないんですから。。。
これらがフードファイターに共通している特徴です。
ですが、これ以外に意外な裏話があります。
フードファイターが太らない裏話
テレビでよく見るフードファイター大食い選手権。ですが、インスタグラムやフェイスブックではその状況がアップされることはほとんどありません。
なぜかと言うと、大食い大会を見学しに来た人々はカメラや携帯の使用を禁止されているからです。
その理由としてはフードファイターの嘔吐シーンを撮られては困るから、というのか主な理由です。
また、フードファイターは自分の思っている以上に食べてしまい、食後に一気に吐き出す過食嘔吐という症状を有している人も少なくありません。ですので、当然テレビには映りませんが、彼らがトイレで吐いていることもしばしば見受けられるのです。会場によっては、フードファイターのすぐそばに嘔吐用のバケツが用意されている会場もあるほどです。
過食嘔吐を繰り返すと、食べ物と一緒に胃酸も出てしまします。これにより食道に炎症が起きたり、胃酸のせいで歯が溶けてしまったりと言った症状が現れます。(酸蝕歯と呼ばれています。)フードファイターのもえあずきさんもこの酸蝕歯で苦しんでいたとも言われています。
またホルモンバランスも崩す原因にもなりますので、特に女性にとっては過食嘔吐は厳禁です。それによって無月経や月経不順、不正出血を引き起こしかねません。
このように私たちはテレビの前で「なんでこの人たちは太らないの?」とか「こんなに食べれるなんて凄い!」と応援しながら観ていますが、これらの症状に悩んでいるフードファイターも少なくないのが現状です。
でも、あれだけ食べて、このスタイルを維持できるのは、一般人の僕らにとってはやっぱりうらやましいですよね( ;∀;)
以上、大食い選手権を見に行った事がある友人がいるすだっちでした(*´ω`*)