こんばんは!須田祐樹です!
日本の夏はかなり湿度が高くジメーっとしますよね。暑すぎて動く気になれません。クーラーが無ければもはや生きていけないんじゃ?とも思うぐらい暑いです。
そんな夏は夏バテしやすく、痩せてしまいそうな印象です。
以前、夏に起こる食べているのに栄養失調になる「新型栄養失調」が原因で、代謝が落ちてしまい、脂肪燃焼をしにくい体質に変化してしまい夏太りをしてしまうという記事を書きました。
★⇨夏に起こる新型栄養失調で夏太り!豚肉とキウイフルーツが鍵だった!
今回はまた別の夏太りの原因である「内臓冷え予備軍」についてお話しようと思います。
夏は冬よりも基礎代謝が低下
私たちの体は、外気温に関係なく体温を一定に保とうとする機能が働いています。
冬場は体内で熱を作り出すため、通常より基礎代謝が上がる傾向にあります。それに対して夏場は外気が非常に厚いため、自ら体温を上昇させなくても、生命維持に必要な体温を保つことが出来ます。
つまり、冬場に比べると夏場は必然的に基礎代謝が落ちてしまうことになります。
言い換えると、夏場に冬場と同じ量の食事を摂ってしまうと太りやすくなってしまうんです。
クーラーがまだ発明されていなかった時代では、扇風機やうちわで夏をしのいでいて、暑すぎて食欲が低下していたので、夏場は基礎代謝が低下するものの、全体的なカロリー摂取量が抑えられていたので、太りにくいとされていました。
現代は暑い夏でも、ガンガンクーラーを効かして冷たい飲み物をガンガン飲み、冬場と変わらない食事量を摂ってしまいがちです。基礎代謝が下がっているのに、高カロリーを摂取すれば、当然太る原因になってしまいますよね。
夏場によく好まれる「そうめん」にも気を付ける必要がある
みなさん、そうめんと白米ではどちらの方がカロリーが高いイメージがありますか?
お茶碗1膳分のご飯150gと同量のそうめんを比べると、白米は約240キロカロリーに対して、そうめんはなんと約534キロカロリー!!
白米の2倍以上のカロリーがあるんです。
さらに白米に対してそうめんはのど越しが良いため、あまり噛まずに食べて(飲んで)しまいます。
当然咀嚼(そしゃく)回数が多ければ多いほど、満腹中枢が刺激され、満腹感を感じやすくなるのですが、そうめんはあまり噛まなくても食べられるので、満腹感を得にくい状態になってしまいます。
でも・・・そうめんをしっかり噛んで食べるのも難しいですよね(;・∀・)
内臓を冷やすことでさらに基礎代謝が低下
夏場には冷たいものを食べ過ぎたり飲み過ぎる傾向があります。その理由は「冷たい感覚」が胃の中にはないからです。
私たちの皮膚は冷たさを感じることが出来ます。また、口の中も冷たさを感じることが出来ます。ですが、胃の中にはそのような感覚が存在しないため、冷たい食べ物や飲み物を一旦飲み込んでしまうと、その感覚は消えてしまいます。
このため、冷たいビールも一気飲みが出来てしまうんです。
そして冷たい物をたくさん摂りすぎてしまい、内臓が冷やされてしまうことでさらに基礎代謝が下がってしまうんです。
内臓冷え予備軍から脱出する方法!基礎代謝の低下を防止する方法
基礎代謝低下防止策その①:筋肉量をアップさせる
筋肉トレーニングの方法は星の数ほどありますが、その中でも私たちの体の中にある、もともと大きい筋肉を意識してトレーニングするのが効果的です!
骨盤の周りにある腸腰筋という筋肉も非常に大きな筋肉で、インナーマッスルとも呼ばれる筋肉です。また、腸腰筋は排便に必要不可欠な筋肉で、便秘解消にも非常に役立つ筋肉です。
日常生活で腸腰筋を鍛える場合は、エスカレーターやエレベーターを使わずに、3階ぐらいまでの高さなら積極的に階段を使いましょう。
近所まで出かける場合は車を使わずに徒歩で行きましょう。
自宅で腸腰筋を鍛える場合は次のようにします。
①仰向けに寝転がります。
②上体を起こすように頭を床から起こします。
③そのまま左足と右手を同時に上げます。
④次に右足と左手に入れ替えます。その時に下した足は地面につかないようにするのがポイントです。
これらを10回3セットを朝と晩に行うのがオススメです。
基礎代謝低下防止策その②:自律神経のコントロール
自律神経には大きく分けて2種類あり、緊張している時やストレスを感じている時に働く交感神経と、リラックスしている時に働く副交感神経があります。
この自律神経のバランスが非常に大切なんです。交感神経が多過ぎると血流が悪化してしてしまい、冷えの原因となってしまいます。これがひどくなると、内臓冷えになる可能性があり、代謝が落ちてしまいます。
自律神経のバランスを改善するには規則正しい生活を送る必要があります。それがなかなか難しいんですが・・・
自律神経のバランスを整える簡単な方法その①:耳を引っ張る
①両耳の上辺りを指で軽く揉みます。
②そのまま少し上に引っ張り手を放します。
たったこれだけです。
自律神経のバランスを整える簡単な方法その②:口角を上げる
笑うとリラックスするので、副交感神経が活発になります。それは作り笑いでも効果があるとのことで、指で口角を上に上げる練習をするのも有効なんです。
あくびもリラックスをしている証拠なので、自立神経のバランスを整える手助けになります。
さいごに
夏太りには何種類か原因があり、冷たい物の食べ過ぎで内臓を冷やしたり、副交感神経が乱れることによって代謝を落として、夏太りを助長してしまうんです。
筋肉量を増やし、冷たい物を摂り過ぎないように注意し、自律神経を意識して生活して下さいね。
以上、すだっちでした(´ω`*)