こんばんは!須田祐樹です!
気温が暖かくなるにつれて花粉がどんどん飛散しますね!やっと寒い冬を抜け、暖かく過ごしやすい気候になっても、花粉症の人にとっては最悪の季節の始まりです( ;∀;)
でも実は花粉は1年を通してほぼずーっと飛んでるんですよ。僕の知り合いなんか6~7種類の花粉に反応する花粉アレルギーで、しかもなんと、そのアレルギーに該当している花粉は、それぞれ飛散時期がズレているので、見事に1年中花粉症に悩んでいます。
各花粉の飛散時期についてはこちらに書いています!
★⇨目がかゆい時の原因と対策!花粉の飛散時期とアレルギーに効果的な食べ物
年がら年中マスクをしているせいで、その知り合いの本当の素顔を忘れちゃうぐらいです(笑)
以前も花粉症対策としてマスクなどもご紹介したことがあります。その他はワセリンを使った対処方法や免疫をアップさせる食べ物をご紹介したりしましたね。
今回は最近ブームでもある、ある食べ物で免疫をアップして花粉症対策を行おう!という記事ですが、今日取り上げる食べ物は「じゃばら」と呼ばれる食べ物です!!
へ??ジャバラ??蛇腹??
⇑これは「蛇腹ホース」の内部です!ちょうど掃除機のホースを思い出してもらえればわかると思います(笑)
まぁ、ゆっくり見ていって下さい(^^♪
じゃばらと呼ばれるフルーツ
じゃばらって言葉を初めて聞いた方も多いんじゃないでしょうか?僕も初めて聞いた時は「蛇腹?」何かの部品?って思いました。
じゃばらは果物の1種で、和歌山県の北山村と呼ばれる村でしか生産されていない超レアな果物です。
見た目はゆずのような、ポンカンのような、すだちにも見える果物です。
和歌山県に行けばこのじゃばらのジュースも販売しているので飲むことが出来るんですが、飲んだ感想としては・・・美味しくもなければマズくもない、何とも言えない味でした。これでも飲みやすく加工しているらしいので、もし実物のじゃばらを食べたら、グレープフルーツのように酸っぱいんだと思います。
ですが、最近このじゃばらに含まれているある成分が花粉症に効果あり!と注目を浴びているんです。
じゃばらのナリルチンが花粉症を予防
じゃばらのナリルチン・・・「じゃばら」も初めて聞いたし、「ナリルチン」も初めて聞いて・・・なんかの呪文かっ!!ってぐらい意味不明ですよね。
ナリルチンとは、ゆずやグレープフルーツなどの柑橘系に含まれている成分で、花粉症に効果があると言われています。よく聞くフラボノイドの一種なんです。
じゃあグレープフルーツでもいいやん!ってなりそうですが、なんと、じゃばらに含まれているナリルチンの量は柑橘系の中でも群を抜いているんです。
じゃばら1個に含まれているナリルチンは、グレープフルーツの約4倍程度です。グレープフルーツを4個も食べたら・・・お腹が苦しくなりそうですね(;´∀`)
さらにシークワーサーと比べると、なんと約100倍ものナリルチンが含まれているんです♪
花粉症が発生するメカニズム
花粉症によるアレルギー反応は、花粉が初めて体内に侵入すると、体細胞が花粉を異物と判断し、それらの異物から体を守るためにIgE抗体と呼ばれる抗体が作られます。
このIgE抗体は体内の皮膚や粘膜に存在している肥満細胞と呼ばれる細胞と結合し、花粉の次の侵入に備えます。
再度花粉が体内に侵入してくると、このIgE細胞が脱顆粒と呼ばれる化学物質を放出する反応を示します。これにより、脱顆粒で放出された化学物質(ヒスタミン)がヒスタミン受容体と結合して、アレルギー反応を引き起こします。
それが原因で鼻水が出たり、くしゃみが出たりするんです。簡単に言えばくしゃみや鼻水を通して、体が異物を体外に排出しようとしているんです。
超簡単なプチまとめ
花粉が体内に入る⇒花粉を外に出そうと鼻水炸裂!
ナリルチンの花粉症抑制効果
ナリルチンには花粉症を軽減する効果が期待されています。この理由は、ナリルチンが花粉症の症状を引き起こす脱顆粒を抑えてくれる効果があるからです。
この効果は岐阜大学の医学部の湊口教授によって発表されました。
花粉症やアレルギー反応を抑える薬は薬局でも購入出来ますし、病院でも処方してくれますが、個人差はあるとは思いますが薬はやはり眠気を伴うことが多いように感じます。
僕も以前、アレロックという錠剤をアレルギー予防のために飲んでいましたが、医師から「眠くなるかもしれないから、日中は飲まないように」と言われていましたが、やはり服用後は眠気を誘発していました。中には眠くならない人もいるみたいですけどね(;´∀`)うらやましい♪
今回ご紹介した「じゃばら」は果物なので、薬のように眠気を誘発することもありません。
もしじゃばらを食べたら眠くなる!って人がいれば、眠気の原因はまた別にあるのかも知れませんね。
だって、オレンジやグレープフルーツを食べたら眠くなるって人、聞いたことないですもん|д゚)
じゃばらの摂取方法
じゃばらはすだちやレモンのような果実ですので、そのまま食べるというよりは、絞ってその果汁を飲むという方法が定番の摂取方法です。
目安の量としては、1回に5~10mlぐらいです。(1日に2回程度で十分です。)
中には酸っぱくて飲みにくいと言う人もいると思います。
そんな時は紅茶に入れて、レモンティー的な感じで飲んでみて下さい♪
もしくはアイスクリームにかけて食べてもいいですね!ゆずアイスみたいな感じになりますよ。
ヨーグルトに少量混ぜて食べる方法もかなりオススメです。
じゃばらの花粉症効果と、ヨーグルトのダブル効果で花粉症予防が期待できますね!
じゃばらの100%ジュースもあります!この方が摂取しやすいですね♪
ヨーグルトで花粉症対策の効果をアップ?
ヨーグルトにじゃばらをかけて食べることは、かなり花粉症予防が期待出来るんです。
私たちの腸内には善玉菌や悪玉菌、NK細胞などを始めとする数えきれないほどの多くの菌が生息しています。
私たちの免疫をコントロールしている細胞も腸内に存在します。これを免疫細胞とも呼んでいます。
腸内では体全体の免疫の約70%をコントロールしているんですよ。
つまり、腸内環境が悪化すれば当然免疫機能が低下します。
腸内環境を良い状態に保ってくれるのは、ビフィズス菌や乳酸菌、そして納豆などの発酵食品を摂取することによって、腸内の善玉菌が増殖し、腸内環境を最適な状態に保ってくれます。
腸内環境が整えば免疫力がアップし花粉症対策にも効果があり、さらにそこにこのナリルチンを豊富に含んでいるじゃばらをプラスすることで花粉症からのくしゃみや鼻水予防が期待できますね。
さいごに
この他にもワセリンを使った花粉症対策もありますよ♪
★⇨花粉症の対策としてワセリンを使う方法!肌の弱い人でも安心!実体験も参考にして下さい!
花粉症の辛さは当の本人にしかわからないと思います。(という僕も、花粉症ではないんですが、もともとアレルギー性鼻炎を持っていて、ひどい時は花粉症の人以上にくしゃみや鼻水、涙などが出てボーっとしてしまいます(笑))
今回ご紹介したじゃばらは、実際僕の友人が飲んでいます♪なんでも最初はあまり美味しく感じなかったけど、飲んでいるウチにハマってきたみたいで(笑)
グレープフルーツも最初は「酸っぱぁ!!」ってなりますが、そのうちあの酸っぱさにハマってしまいますね!⇐過去の僕(笑)
じゃばらは果実であって、医薬品ではありません。何でも継続して続けることが大切なので、じゃばらを定期的に飲んで花粉症を予防しましょう(*´ω`*)
以上、すだっちでした(*‘∀‘)