こんばんは!須田祐樹です!
今日は、ダイエット関連で、「女性の閉経とダイエット(肥満)の関係」についてお話しようと思います。
今回の内容はテレビ番組で紹介された内容です(´ω`*)
閉経するとどんな現象が起こるのでしょうか?
閉経するとダイエット出来ない?太る?
いきなり本題です!男性には関係のない「閉経」ですが、女性にとっては体に大きな変化があります。
30代や40代半ばぐらいまではダイエットを意識しなくてもスラっとした体形を維持していた女性も、40代半ばから50代になっていくと徐々にお腹が出てきたと言う人も少なくありません。
まぁ、男性もですが、大概20代の頃と50代の頃を比べると太ってしまっていますよね(笑)
女性の場合はこれは「閉経」が大きく関わってきているんです。
なぜ閉経したら太るの?
国際医療福祉大学教授 産婦人科医の太田先生も「閉経したら太ります」とおっしゃっています。
これは女性ホルモンの分泌量が大きく関わっているんです。
女性ホルモンには脂肪の分解作用があります。若いころは女性ホルモンの分泌がかなり盛んで、特にダイエットを意識しなくても太りにくい体質になっているんです。
ですが、閉経を境にどんどん女性ホルモンの分泌量が減っていき、閉経前と同じ食事量を摂っていると、生活スタイルが何も変わらなくても太ってしまうんです。
脂肪分解能力<カロリー摂取量
となってしまうんです。。。
閉経後に太らないようにする対策は?
太田先生は「閉経後に閉経前と同じ体型を維持するためには、食べる量を考えて減らすことが必要」とおっしゃっています。さらに「それに加えて運動量も増やす努力も必要です。そのような努力を怠ると、若いころと同じ体型を維持するのは難しいです。」とおっしゃっています。
閉経後、約5年程は執行猶予期間?いきなり太る時期がある?
閉経後、すぐに太るかといえばそうではないんです。閉経後、5年間程度はまだ多少は女性ホルモンが出ているんです。
そのおかげでまだ太りはしないんです。でも徐々に脂肪が燃えにくくなり、約5年以降は女性ホルモンが出なくなるので、一気に太り出してしまうんです。
太田先生は、今の日本人の閉経年齢から考えると、約55歳ぐらいから急激に太る傾向が高くなってくるとおっしゃっています。
女性の閉経による肥満に対するダイエット方法
番組の中では閉経後に一気に7kg太ってしまった62歳の女性が、太田先生の指導の下でダイエットに勤しんでいました。
閉経後の女性のダイエット方法その①:食べ方(食事内容)を見直す
お腹が空いた時はまずは炭水化物やお肉類を食べたくなりますよね?でも空腹時は特に体が栄養素を吸収しやすくなっています。
血糖値を上げる食事を避ける必要があります。
①まずは野菜を先に食べて下さい!
②お肉類も出来るだけ脂分の少ない赤身を食べて下さい!
③ご飯も出来れば白米から玄米に変更すれば血糖値が上がりにくくなります。
食べ順ダイエットでも、この食べ方を意識する必要がありますね!
★⇨食べ順ダイエットはストレスが無く簡単に痩せることが出来る!その効果的な方法とは?
さらに「食べ順爆発ダイエット」というものもあります!
まさかのダイエット中に超ドカ食い!でもそれがダイエットのプラスになるんです!
★⇨食べ順爆発ダイエットとは?炭水化物からのレプチンがカギだった
閉経後の女性のダイエット方法その②:運動面
運動面では特にハードな運動をする必要はありません。ウォーキングで十分です。
徐々にその距離を伸ばし、出来れば1日30分以上歩くように心がけて下さい。
番組中の62歳の女性は、仕事帰りに1駅前で降り、自宅まで歩いて帰ったそうです。
その結果、閉経後に太ってしまって53kgになっていた体重が48kgに減ったようです。
ですが、女性ホルモンが減ってしまう弊害は肥満だけではないんです。
閉経後で女性ホルモンが減ってしまうことで起こる症状
脂肪を燃やし、太りにくい体質を維持してくれる女性ホルモンですが、これが減少すると太ってしまうだけではないんです。
コレステロール値が上昇したり、皮膚の弾力が低下してしまったり、骨密度が下がってしまったり、粘膜の潤いがなくなったりしてしまいます・・・
女性ホルモンの影響って凄まじいですね(´・ω・`)
さいごに
年齢を重ねると、誰でも代謝が落ちてしまい、太りやすくなってしまいます。
今回は女性の閉経とダイエットに関しての記事でしたが、野菜中心の食生活と適度な運動は、女性だけでなく男性でも、健康を維持する上では常に心掛けたい内容ですね!
以上、すだっちでした(*’▽’)
おまけ
実は大豆製品に含まれる「大豆イソフラボン」は女性ホルモンと似た働きをするんです。