こんばんは!須田祐樹です!
みなさんの中にはどれぐらいアルコールを飲む人がいてますか?
毎晩ビールを飲む人もいるだろうし、当然全く飲まない人もいるんじゃないかな?と思います。
ビールを毎晩2~3本飲む人はよく聞くけど、「甘酒」を毎晩飲む人はあんまりいないんじゃないでしょうか?
今日はそんな「甘酒」を使った「ダイエット方法」についてお話します。
お酒やビールのイメージとしては痩せる要素なんて1つもない気がしますが。。。
甘酒には2種類あるのは知っていますか?
一般的にお正月に飲むイメージが強い甘酒。これは酒粕から作られているアルコールを含む甘酒です。
一方、米麹(こめこうじ)からも甘酒は作ることができ、この甘酒にはアルコール分や砂糖は含まれていません。
アルコールを含まない甘酒なので、未成年の人もこの「甘酒ダイエット」にチャレンジすることが出来ます。
甘酒ダイエットには米麹をもとにして作られた甘酒を使用!
先ほど甘酒には2種類あると説明しました。どちらの甘酒でもダイエットに向いているかと言えば、そうではありません。
甘酒ダイエットをする際は米麹をもとに作られた甘酒を使用して下さい。こちらはアルコール分が含まれていません。
酒粕を使った甘酒がダイエットに不向きな理由は、この甘酒にはアルコールと砂糖が含まれているからです。
甘酒ダイエットを行うタイミングは朝晩の甘酒!
この方法はいたって簡単です。
ダイエット効果を得るためには朝食時に朝食と一緒にコップ1杯の甘酒を飲む、もしくは朝食置き換えダイエットとして飲むのが、一日の基礎代謝を高めることが出来、消費カロリーがアップするため、一番ダイエット効果が高いとされています。
甘酒を飲むと、自然と体がポカポカして来ますよ♪
ダイエット効果は脂肪燃焼効果を高めるために朝にコップ1杯の甘酒を飲むのが効果的ですが、ストレスを軽減させたり、美肌効果やアンチエイジング効果の恩恵を受けたい場合は、睡眠前に甘酒を飲むことが効果的とされています。
甘酒には交感神経の働きを抑制し、副交感神経の活動を促進してくれます。そのためストレスを軽減して、体がリラックスした状態になり、安眠効果があるんです。
では具体的に甘酒の効果を見ていきましょう。
甘酒の栄養価
甘酒の栄養価その①:100種類以上の酵素類
米麹から作られる甘酒にはかなり多くの栄養素が含まれています。
でんぷんを分解しブドウ糖を作るアミラーゼ
たんぱく質を分解してアミノ酸を生成するプロテアーゼ
食物繊維を分解してオリゴ糖に変えるセルラーゼ
脂肪を分解して脂肪酸にするリパーゼ
などが米麹の甘酒に代表される酵素です。これ以外にも約100種類もの、私たちの体に必要な酵素が含まれているんですよ。
甘酒の栄養価その②:豊富なビタミンB群
甘酒には多くのビタミン類が含まれています。特に疲労を回復させたりストレスを軽減させてくれるビタミンB1、安眠を促進したり、貧血を予防してくれるビタミンB12、そして髪の毛や爪、肌の生成サイクルを促進するビタミンB6などを豊富に含んでいます。
また、肌を紫外線から保護し、ハリや潤いを与えてくれるビタミンB2も多く含まれています。
甘酒の栄養価その③:必須アミノ酸をフルコンプリート
必須アミノ酸という言葉を聞いたことありますか?必須アミノ酸とは、私たちの体内では生成出来ないアミノ酸で、食べ物などから摂取する必要があるアミノ酸です。
これらの必須アミノ酸の作用としては、血管や筋肉、その他の細胞などを生成するという重要な役割を担っています。
その内容を簡単にご紹介しておきますね♪
必須アミノ酸(9種類)
ロイシン
筋肉の強化や疲労回復効果があり、また脂肪の燃焼を促進する効果がります。肝機能の低下も抑制することが出来ます。
イソロイシン
ロイシン同様、筋肉を強化したり、疲労回復効果があります。また、肝性脳障害を改善し、運動中の筋肉疲労を軽減する効果があります。
ヒスチジン
このアミノ酸は満腹中枢を刺激し、大食いを抑制する効果があります。またこのヒスチジンは子供の成長にも欠かせないアミノ酸でもあり、リウマチの予防にも役に立つとされています。
リジン
カルシウムの吸収率を向上させ、糖質の代謝もアップする効果があります。湿疹の改善効果があるだけでなく、けがなどの傷を修復する効果もあります。
フェニルアラニン
脳内の神経伝達物質に関わり、精神を落ち着かせる効果があります。また集中力をアップさせたり、注意力散漫を防止する効果もあります。
トリプトファン
このアミノ酸は聞いたことがあるんじゃないでしょうか?僕のブログをちょこちょこ見てくれている人は、見たことがあるハズですよ(*´ω`*)
精神を落ち着かせてくれ、イライラを抑制してくれるアミノ酸です。バナナやかぼちゃの種にも含まれているんですよ♪
スレオニン
これは成長を促進してくれるアミノ酸です。肝機能も向上させてくれることで、脂肪燃焼効果も期待出来ます。
メチオニン
葉酸と一緒に摂取することで、乳がんや大腸がんの予防にもつながるアミノ酸とされています。また、うつの症状も軽減する効果があるとされています。
バリン
ロイシンやイソロイシンと似た働きをし、筋肉強化や疲労回復に一役買っているアミノ酸です。また肝機能障害を改善させる効果もあり、筋肉疲労も軽減させることができます。
長くなりましたが、これらが私たちの体内で生成することが出来ない全9種類ある必須アミノ酸なんです。
甘酒にはこれらの必須アミノ酸全てが含まれているんですよ♪
甘酒の栄養価その④:ビタミンEの約7000倍の抗酸化力のエルゴチオネイン
恐らくエルゴチオネインなんて聞いたことがないんじゃないでしょうか?とても高い抗酸化力を持っている成分で、なんとビタミンEの約7000倍の抗酸化力を有しています。
その抗酸化力から遺伝子の損傷を防止し、脂質が酸化するのを防いでくれ、紫外線による肌の老化を抑制してくれます。
ではこれらの成分をまとめて甘酒の特徴を列挙していきますね♪
甘酒の効果
甘酒の効果その①:美肌効果
甘酒の栄養価でも説明した通り、甘酒にはビタミン類が豊富に含まれています。そのため、ハリとツヤがある肌を維持することが出来ますよ。また、米麹にはシミの原因で有名なメラニンの生成を抑制する効果があります。
ハリとツヤがあって、シミが無い肌、ステキすぎますね(*´ω`*)
甘酒の効果その②:便秘改善
甘酒には腸内環境を整え、便秘を改善してくれる食物繊維が多く含まれています。また、この食物繊維に加えて、整腸作用のあるオリゴ糖(善玉菌の餌になります)も含まれていますので、ダブル効果で便秘を解消し腸内環境を整えます。
便秘が起こると腸内環境が悪化し、腸内悪玉菌が増加します。悪玉菌が増加すると新陳代謝も落ち、ニキビや肌荒れ、肩こりや冷え性の原因にもなってしまい、ダイエットにはかなり不利になってしまいます。
甘酒の効果その③:疲労回復
みなさん、体を酷使して疲労がたまってしまった場合はどうしますか?
栄養ドリンクを飲みますか?
それとも医療機関に行って点滴を打ってもらいますか?
手っ取り早く疲労を回復したい場合は点滴を打ってもらうのが一番効果的ですね!でもいつでもすぐに打って貰えるという物ではないですよね。。。
そこで注目するのが甘酒です。
甘酒には栄養満点の全9種類の必須アミノ酸や酵素など、疲労回復には欠かせない栄養素が豊富に含まれていて、それ以外にはアルギニンやグルタミン、そしてシステインと呼ばれる栄養素も含まれています。
更に多くのビタミンB群も含んでいて、炭水化物を効率よくエネルギーに変換してくれます。ことから甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれています。
甘酒の効果その④:精神安定効果
甘酒には必須アミノ酸のトリプトファンが含まれていて、またストレスを軽減させる効果のあるパントテン酸と呼ばれる成分も含まれています。これらは交感神経が活発に活動することから来る興奮状態を沈め、精神的にリラックスさせてくれる効果があります。
人気のある甘酒の飲み方
甘酒の飲み方その①:豆乳甘酒
これは最も人気のある甘酒の飲み方の1つです。
豆乳にはもともと女性に嬉しい5大効果があります。
豆乳の効果を少しだけまとめます
美肌効果
豆乳に含まれているビタミンB、ビタミンE、サポニンそしてイソフラボンが老化の原因にもなる活性酸素の発生を抑制してくれることから、美肌効果が期待できます。
便秘解消効果
豆乳にもオリゴ糖が含まれていて、これが腸内でビフィズス菌の餌となり、善玉菌の増殖を促進し、腸内環境を整え便秘を解消する効果があります。これにより便秘解消だけでなく肌荒れも防止することが出来ます。
生理痛軽減
生理痛は一般的に女性ホルモンであるエストロゲンとプレゲステロンと呼ばれるホルモンのバランスが悪くなることからひどくなるとされています。
豆乳に含まれているイソフラボンは、女性ホルモンと酷似した働きをします。これによりホルモンバランスを調整することができ、生理痛を軽減することが出来ます。
更年期障害予防
女性は約40歳を過ぎた頃から女性ホルモンの減少が激しくなります。これにより更年期障害が起こり、イライラしやすくなったり、汗をかきやすくなったり、肩こりやめまい、頭痛などの症状が起きてしまいます。
豆乳のイソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと似たような働きをしてくれるため、更年期障害の予防にもなります。
バストアップ
これも豆乳に含まれているイソフラボンの働きによる効果です。本来は女性ホルモンのエストロゲンによって、バストのハリが保たれ、きれいなバストラインを作り上げることが出来ます。年齢とともに減少する女性ホルモンをイソフラボンでカバーすることによりバストアップも期待できます。
豆乳にはこれらの嬉しい効果があります。これを甘酒に同じ量の豆乳を混ぜるだけで、飲みにくかった甘酒が美味しい豆乳甘酒に変化し、甘酒の恩恵と豆乳の恩恵の両方ともを受けることが出来ます。
甘酒の飲み方その②:しょうが甘酒
新陳代謝をアップさせてくれるしょうがを甘酒に混ぜます。これにより血行が促進し、冷え性も解消され、脂肪燃焼しやすい体に変えることが出来ます。
さいごに
お正月ごろにしか飲むイメージが無かった甘酒。実は僕の祖母はしょっちゅう甘酒を飲んでいました。まだ100歳を超えても健在ですよ♪
ダイエット目的でも良いですし、生活リズムを整える目的でも是非、甘酒もしくは豆乳甘酒などを取り入れてみて下さいね♪
もし酒粕から作った甘酒を飲む場合は、絶対運転前には飲まないで下さいね( ;∀;)
警察24時に出ちゃいますよ(笑)
以上、すだっちでした(*’▽’)